セブンイレブンでdポイントの二重取りをしたいけれど、「本当にそんなお得な話があるの?」「設定が複雑そう…」といった不安から、具体的な方法がわからずお困りではありませんか。
d払いとdポイントカードの提示を組み合わせることで、日々の買い物のポイント還元を最大化できますが、dポイント二重取りの設定が未設定だったり、そもそもdポイント二重取りができないのではと疑問に思う方もいるでしょう。
また、d払いとdカードのどっちが得なのか、なぜかdポイントが貯まらない原因は何なのか、といった細かい点も気になるところです。この記事では、d払いによるdポイント二重取りの基本から、失敗しないための注意点、セブンイレブン以外の加盟店情報まで、あなたのあらゆる疑問を一つずつ丁寧に解消します。
ポイント
- セブンイレブンでdポイントを二重取りする具体的な手順と仕組み
- 二重取りができない、ポイントが貯まらない時の原因と確実な対処法
- d払いとdカードのどちらがよりお得か、還元率を徹底比較
- 日々の生活で活用できる、セブンイレブン以外で二重取りが可能な店舗
セブンイレブンでdポイント二重取りの基本
- d払いとdポイントで二重取りする方法
- 支払い時のdポイントカード提示を忘れずに
- dポイント二重取りの事前設定とは
- セブンイレブン以外のdポイント二重取り加盟店
- d払いとdカードはどっちが得か比較
d払いとdポイントで二重取りする方法
セブンイレブンでdポイントを二重取りする仕組みは、「ポイントカードの提示」と「d払いでの支払い」という2つのアクションで、それぞれポイントを獲得するという極めてシンプルなものです。この基本さえ理解すれば、誰でも今日からお得なポイ活をスタートできます。
具体的には、会計時にdポイントカード、またはdポイントクラブアプリのバーコードを店員さんに提示し、読み取ってもらいます。これが第一段階です。その後、支払い方法としてd払いを指定し、アプリのバーコードを提示して決済を完了させます。この2つのステップを踏むことで、ポイントが二重で付与されるのです。
dポイント二重取りの具体的な2ステップ
- レジでdポイントカード(またはアプリのバーコード)を提示し、提示ポイントとして0.5%(税込200円につき1ポイント)を獲得する。
- d払いで支払いを行い、決済ポイントとして0.5%(税込200円につき1ポイント)を獲得する。
たとえば、セブンイレブンで税込800円の買い物をした場合、提示で4ポイント、決済で4ポイントの合計8ポイントが貯まります。この簡単な手順だけで、ポイントの還元率が実質的に2倍になるため、利用しない手はありません。
「これはいわば、ポイントカードの提示とキャッシュレス決済を組み合わせる、ポイ活の王道パターンの一つですね。dポイントとd払いの組み合わせは、セブンイレブンでの買い物をお得にするための、最も基本的なテクニックと言えるでしょう。」
特別な知識は不要で、ただ「先にカードを見せて、次にd払いで支払う」と覚えておくだけで十分です。この習慣を身につけることが、賢くポイントを貯める第一歩となります。
支払い時のdポイントカード提示を忘れずに
前述の通り、dポイントの二重取りを成功させるための最大の鍵は、d払いでの支払い前に、必ずdポイントカードを提示することです。この順番とステップを省略してしまうと、二重取りは絶対に成立しません。
もしdポイントカードの提示を忘れて、いきなりd払いで決済してしまった場合、獲得できるのはd払いの決済ポイント(0.5%)のみとなります。本来であれば獲得できたはずの提示ポイント(0.5%)を丸々取り逃がすことになり、これは非常にもったいない事態です。
最重要注意点:ポイントの後付けは原則不可能
多くの店舗のレジシステムでは、一度会計が完了した取引に対して、後からポイントを付与する操作はできません。「すみません、dポイントカードを出し忘れました」と会計後にお願いしても、対応してもらえないケースがほとんどです。これは不正防止やシステムの都合上、仕方のないことなのです。レジに商品を置いたら、支払い方法を伝える前に、まずdポイントカードやアプリを準備するという行動を体に染み込ませましょう。
物理的なプラスチックカードを持ち歩くのが面倒だと感じる方は、dポイントクラブの公式アプリをスマートフォンにインストールしておくことを強く推奨します。アプリであれば、バーコード画面をワンタップで表示できるため、カバンや財布の中からカードを探す手間も省け、提示忘れのリスクを大幅に減らすことができます。
dポイント二重取りの事前設定とは
dポイントの二重取りを始めるにあたり、「何か特別なアカウント連携や、二重取りを有効にするための設定が必要なのでは?」と心配になる方もいるかもしれません。しかし、結論から言うと利用者が行うべき複雑な「設定」は基本的に不要です。
最も重要なのは、以下の2点を「準備」しておくことです。
- dポイントカード本体、またはdポイントクラブアプリをすぐに提示できる状態にしておくこと
- d払いアプリをスマートフォンにインストールし、支払い方法の設定を済ませておくこと
d払いアプリでは、支払い方法として「電話料金合算払い」「dカード/その他クレジットカード」「d払い残高(銀行口座やセブン銀行ATMなどからチャージ)」などが選択可能です。中でも、dカードを支払い方法に設定するとポイント還元率がさらにアップするため、dポイントを本格的に貯めたい方には特におすすめの組み合わせです。
補足:dアカウントの連携は確実に
dポイントとd払いを利用するためには、どちらのサービスも同じdアカウントに紐づいている必要があります。通常は同じアカウントで利用を開始するため問題になることは稀ですが、万が一、別々のアカウントで登録してしまっている場合はポイントが分散して正しく貯まらない原因になります。dアカウントの公式サイトにログインし、サービス連携状況を一度確認しておくと、より安心して利用を開始できるでしょう。
このように、「設定」という言葉からイメージするような難しい操作はなく、必要なアプリを準備し、支払い方法を登録しておけば、誰でもすぐに二重取りを実践できるのです。
セブンイレブン以外のdポイント二重取り加盟店
dポイントの二重取りは、セブンイレブンだけの限定的なテクニックではありません。このお得な方法は、「dポイント加盟店」であり、かつ「d払い加盟店」でもある多くのお店で実践することが可能です。
私たちの日常生活で利用する機会の多い、コンビニ、ドラッグストア、飲食店、家電量販店など、さまざまなジャンルのお店がこの二重取りに対応しています。ここでは、その代表的な店舗の例をいくつか紹介します。
ジャンル | 店舗名の例(一部) |
---|---|
コンビニエンスストア | ローソン、ファミリーマート、ポプラ、ミニストップ など |
ドラッグストア | マツモトキヨシ、ココカラファイン、スギ薬局、ウエルシア、ツルハドラッグ など |
飲食店 | マクドナルド、すき家、ガスト、ジョナサン、ミスタードーナツ、かっぱ寿司 など |
家電量販店 | エディオン、ジョーシン、ノジマ、ケーズデンキ、ビックカメラ、ソフマップ など |
書店・百貨店 | 紀伊國屋書店、丸善、ジュンク堂書店、高島屋、大丸、松坂屋 など |
ファッション | AOKI、洋服の青山、Right-on など |
(注:店舗によっては一部対応していない、またはサービス内容が異なる場合があります。お出かけの前に、dポイントクラブ公式サイトの「dポイントがたまる・つかえるお店」ページでお近くの対象店舗を検索することをおすすめします。)
このように、セブンイレブンでの買い物のついでに、ドラッグストアやランチで利用する飲食店など、様々な生活シーンで二重取りを意識することで、dポイントは面白いように貯まっていきます。自分の行動範囲にある対象店舗を把握しておくことが、効率的なポイ活の鍵となります。
d払いとdカードはどっちが得か比較
dポイントを最も効率よく貯める戦略を考える上で、避けて通れないのが「d払いとdカード(クレジットカード)、結局どちらで支払うのが一番お得なのか?」という疑問です。場面によって答えは変わりますが、dポイント加盟店においては、dカードを支払い方法に設定したd払いで決済するのが最もお得になるケースが圧倒的に多いです。
ここでは、セブンイレブンで支払う際のシナリオ別に、ポイント還元の違いを詳しく比較してみましょう。
支払いシナリオ | 提示ポイント | 決済ポイントの内訳 | 合計還元率 |
---|---|---|---|
① dカードGOLD/dカードを紐づけたd払い | 0.5% | 0.5% (d払い基本) + 1.0% (dカード特典) = 1.5% | 2.0% |
② dカード以外のクレカを紐づけたd払い | 0.5% | 0.5% (d払い基本のみ) | 1.0% |
③ dカードで直接クレジット決済 | 0.5% | 1.0% (dカード決済ポイント) | 1.5% |
④ d払い残高からの支払い | 0.5% | 0.5% (d払い基本のみ) | 1.0% |
(※還元率はキャンペーン等を考慮しない通常時のものです。dカード特典ポイントは、d払いの支払い方法をdカード(dカード GOLD含む)に設定した場合にのみ付与されます。)
上の表から一目瞭然な通り、dカードをd払いの支払い元に設定する方法(シナリオ①)が、提示ポイントと合わせて合計2.0%という最も高い還元率を誇ります。ただdカードで直接支払う(シナリオ③)よりも、d払いのアプリを経由させるという一手間を加えるだけで、還元率が0.5%も上乗せされるのです。これはdポイントを貯める上で非常に大きな差となります。
もしあなたが既にdカードをお持ちであれば、今すぐにd払いアプリの支払い設定を見直し、dカードが登録されているかを確認してください。まだお持ちでない方も、dポイントを効率的に貯めたいのであれば、これを機にdカードの発行を検討する価値は十分にあると言えるでしょう。
セブンイレブンでdポイント二重取りできない場合
- dポイントが貯まらないときの原因
- dポイント二重取りができないパターン
- dポイント二重取りが未設定の可能性
- まとめ:セブンイレブンでdポイント二重取りを徹底解説
dポイントが貯まらないときの原因
「手順通りにカードを提示してd払いで支払ったはずなのに、なぜかポイントが貯まっていない」という事態に陥った場合、いくつかの原因が考えられます。慌てずにレシートを確認し、何が原因だったのかを冷静に見極めることが大切です。
主な原因としては、以下の3点が挙げられます。
1. ポイント付与対象外の商品・サービスを購入した
これが最も多い原因の一つです。セブンイレブンで販売されている全ての商品がdポイントの付与対象というわけではなく、一部、法律や公共性の観点から対象外と定められているものがあります。これらを購入しても、提示ポイント・決済ポイントのどちらも付与されません。
dポイント付与対象外となる商品・サービスの代表例
- タバコ
- 切手、はがき、印紙、金券類(ビール券、クオカードなど)
- プリペイドカード(POSAカード)
- 公共料金、各種税金の収納代行
- 各種電子マネー(nanacoなど)へのチャージ
- インターネット代金などの代理受領
これらの商品・サービスを中心に購入した場合は、ポイントが付与されなくてもシステムの不具合ではありません。
2. dポイントカードの提示忘れまたは読み取りエラー
単純ですが、非常によくあるミスです。会計の最後に渡されるレシートを必ず確認し、「dポイント」や「今回獲得ポイント」といった欄にポイント数が記載されているかを見てみましょう。記載がなければ、提示ができていなかったか、バーコードの汚れなどで読み取りが失敗していた可能性があります。
3. 通信障害やシステムの一時的な不具合
ごく稀なケースですが、d払いのサーバーや店舗の通信回線に一時的な障害が発生し、正常に決済やポイント付与の処理が行われないことがあります。d払いアプリにエラー画面が表示されたり、決済完了の通知が来なかったりした場合は、この可能性が考えられます。まずはレシートで支払いが完了しているかを確認し、それでも原因が不明な場合は、後日dポイントクラブのサイトやアプリでポイント履歴を確認するか、dポイントカスタマーセンターに問い合わせてみるのが良いでしょう。
dポイント二重取りができないパターン
dポイントの二重取りができない、あるいは意図せず還元率が下がってしまう特定の行動パターンも存在します。気づかないうちに損をしてしまわないよう、代表的な失敗ケースを事前に理解しておきましょう。
主なパターンは以下の通りです。
二重取りに失敗、または損をする主なパターン
- d払い以外の決済方法を選んでしまった
dポイントカードを提示した後、うっかり現金や、d払いではない他のQRコード決済(PayPay、楽天ペイなど)、電子マネー(Suica、iDなど)で支払ってしまった場合です。この場合、獲得できるのは提示ポイントのみとなり、d払いの決済ポイントは付きません。 - d払いの支払い方法がdカード以外になっている
dカード以外のクレジットカードやd払い残高を支払い元に設定している場合です。この場合、dポイントの二重取り自体は可能ですが、「dカード特典ポイント(+1.0%)」が付与されないため、合計の還元率は最大でも1.0%にとどまり、最もお得な方法とは言えません。 - dポイントで購入代金を支払った
貯まったdポイントで購入代金を支払うこともできますが、dポイントで支払った金額分に対しては、新たにポイントが付与されません。例えば1,000円の買い物で500ポイントを利用した場合、ポイント付与の対象となるのは残りの現金やd払いで支払った500円分のみです。
特に、d払いの支払い方法設定は重要です。最もお得な「dカード払い」設定になっているか、月に一度はd払いアプリの設定画面を確認する習慣をつけておくと、「気づかないうちに損をしていた」という事態を確実に防げます。
dポイント二重取りが未設定の可能性
「何度やっても二重取りができないのは、自分のアカウントがdポイント二重取り未設定の状態だからでは?」と、何か特別な設定項目を見逃しているのではないかと不安になる方もいるかもしれません。しかし、これは明確に否定できます。dポイントの二重取りを有効化するための「オン・オフ」スイッチのような機能は、サービス上に一切存在しません。
もし二重取りができていないと感じるなら、それはアカウントの「未設定」が原因なのではなく、これまでに本記事で解説してきた何らかの物理的な要因(カード提示忘れ、対象外商品の購入、決済方法の選択ミスなど)に当てはまる可能性が極めて高いです。
「『未設定』という架空の原因を探す前に、まずは自分の行動とアプリの設定を一つずつ確認するのが解決への一番の近道ですよ。意外と、d払いアプリの支払い元が、以前キャンペーンで設定したd払い残高のままだった、なんてこともありますからね。」
改めて、dポイント二重取りを100%成功させるための必須条件をチェックリストとして整理します。
二重取り成功のための最終チェックリスト
- そのお店は「dポイント加盟店」かつ「d払い加盟店」ですか? → YES(セブンイレブンはクリア)
- 支払いの前に、dポイントカードまたはアプリを提示しましたか? → YES
- 支払い方法として「d払い」を選択し、決済を完了させましたか? → YES
この3つの条件がすべて「YES」であれば、特別な設定をしなくても二重取りは必ず成立します。もしうまくいかない場合は、この3つの基本に立ち返り、レシートを見ながら自分の会計時の行動を振り返ってみてください。
まとめ:セブンイレブンでdポイント二重取りを徹底解説
この記事で詳細に解説してきた、セブンイレブンにおけるdポイント二重取りの要点を、最後に重要なポイントとしてまとめます。
- セブンイレブンでのdポイント二重取りは誰でも簡単に実践できる
- 会計時にdポイントカードを提示しその後d払いで決済するだけ
- 提示ポイント(0.5%)と決済ポイント(0.5%~)が両方獲得できる仕組み
- 最も重要なのは支払い前のdポイントカード提示を絶対に忘れないこと
- 会計後のポイント後付けは原則としてできないため注意が必要
- dポイント二重取りを有効にするための特別な事前設定は不要
- dポイントとd払いを同じdアカウントで利用する準備を整えておく
- 最もお得な方法はdカードをd払いの支払い元に設定すること
- この組み合わせで合計のポイント還元率が最大2.0%になる
- 二重取りはローソンやマツモトキヨシなど他の多くの加盟店でも可能
- ポイントが貯まらない主な原因はタバコや公共料金などの対象外商品購入
- 切手、金券、プリペイドカードなどもポイント付与の対象外
- 二重取りができないのは決済方法のミスや支払い元設定の見直し不足が主
- dポイントで支払った分には新たなポイントは付与されない
- 特別な「未設定」状態というものは存在しないので安心してよい
- 3つの基本条件さえ守れば誰でも確実にお得な二重取りができる