
ローソンのマチカフェで、セルフレジを使ったコーヒーの買い方に迷っていませんか? 「セルフレジは使いにくい」「操作がめんどくさい」と感じて、利用をためらっている方もいるかもしれません。
特に、初めて利用する際、アイスコーヒーをセルフレジで購入する方法や、コーヒーマシンの使い方が分からず不安になることもあるでしょう。
また、従来のコーヒーがセルフじゃない店舗との違いや、セルフレジで買えないものがあるのかどうかも気になるところです。
この記事では、ローソンのセルフレジにおけるコーヒーの買い方について、基本操作から応用的な疑問まで、ステップバイステップで詳しく解説します。
人気のメガサイズはいつまで提供されているのか、といったお得な情報もあわせてお届けします。この記事を読めば、もうセルフレジの前で迷うことはありません。
ポイント
- ローソンのセルフレジでコーヒーを買う具体的な手順
- セルフレジと店員作成タイプの違い
- コーヒーマシンの正しい使い方と注意点
- セルフレジに関するよくある疑問と解決策
ローソンのセルフレジのコーヒー基本操作
- マチカフェのセルフレジ対応とは
- 基本のコーヒー 買い方を解説
- セルフレジのコーヒー 買い方手順
- アイスコーヒーのセルフレジ操作
- コーヒーマシンの使い方と注意点
マチカフェのセルフレジ対応とは
ローソンの高品質なカフェブランド「マチカフェ」では、ドリンクの提供方法が店舗によって大きく2種類に分かれています。それが、「店員さんが作ってくれる店舗」と「セルフサービス店舗」です。
「店員さんが作ってくれる店舗」は、コーヒーマシンがレジカウンターの中に設置されており、注文から提供まで全て店員さんが行ってくれます。バリスタがいるカフェのような感覚で利用できるのが特徴です。
一方、この記事で中心的に解説する「セルフサービス店舗」では、コーヒーマシンがレジの外(客席側、イートインスペース付近や入り口近く)に設置されています。このタイプでは、購入者自身がマシンを操作してドリンクを抽出します。
近年、レジの混雑緩和やオペレーション効率化のため、このセルフサービス方式を導入する店舗が増加傾向にあり、それに伴いセルフレジ(無人レジ)と連動するケースも増えています。どちらのタイプかは、マシンの設置場所を見れば一目で判断が可能です。
補足:店舗タイプの見分け方
- 店員作成タイプ(セルフじゃない):コーヒーマシンがレジカウンターの「中」に設置されています。注文も受け取りもレジで行います。
- セルフサービスタイプ:コーヒーマシンがレジカウンターの「外」(イートインスペースや入り口付近)に設置されています。
基本のコーヒー 買い方を解説
セルフサービス店舗、あるいはセルフレジを利用する場合でも、マチカフェのドリンクを購入する際の基本的な流れは変わりません。最も重要なルールは、「何よりも先にレジで注文と会計を済ませる」ことです。
セルフマシンが客席側に設置されているからといって、いきなりマシンの前に立ってカップを置いても、ドリンクを抽出することはできません。マシンはレジの会計情報と連動しておらず、不正利用を防ぐためにも、先に支払いを行うシステムとなっています。
まずは有人レジ、またはセルフレジの画面で、希望する商品(例:「アイスコーヒー Mサイズ」)を選択し、支払いを完了させる必要があります。このステップが、マチカフェを利用する上での全ての始まりとなります。
セルフレジのコーヒー 買い方手順
ここでは、有人レジではなく、「セルフレジ(無人レジ)」を使ってマチカフェのドリンクを購入する際の詳細な手順を解説します。
基本的な流れは以下の通りです。操作自体はタッチパネルで直感的に行えます。
- セルフレジのトップ画面(タッチパネル)に表示されている「マチカフェ」や「コーヒー」といったメニューボタンを押します。(「店内サービス」などのカテゴリ内にある場合もあります)
- 飲みたいドリンクの種類(コーヒー、カフェラテなど)や、ホットかアイスかを選びます。
- 次に、サイズ(S・M・L・メガ)を選択します。
- 画面の案内に従って会計を済ませます。ローソンのセルフレジは、現金、クレジットカード、各種電子マネー、バーコード決済など、多様な支払い方法に対応しています。
- 会計が完了すると、レシートが発行されます。(※この時点ではカップは自動で出てきません)
- 発行されたレシートを持って、店内に設置されているセルフのコーヒーマシンへ移動します。
前述の通り、カップはマシンから自動で出てきません。ホットコーヒーの場合は、マシン横にサイズ別に積まれている専用の紙コップを自分で取る必要があります。
注意点:カップの取り扱いはセルフ
セルフレジで会計した場合、ドリンク用のカップは自動で提供されません。会計後、自分でコーヒーマシンの場所へ行き、購入した商品に合った指定のカップ(ホット用またはアイス用)を自分で取る必要があります。場所が分からなければ、遠慮なく店員さんに確認しましょう。
アイスコーヒーのセルフレジ操作
ホットコーヒーと異なり、アイスコーヒーの購入は少しだけ手順が異なります。なぜなら、氷の入った専用カップが必要になるからです。
セルフレジで「アイスコーヒー」や「アイスカフェラテ」などのアイスメニューを注文・会計した後、コーヒーマシンへ移動します。この時、ホット用の紙コップを取ってはいけません。
店内の冷凍ケース(アイスクリームや冷凍食品が並んでいるショーケース)の近く、あるいはコーヒーマシン横に設置された専用の冷凍ストッカーの中に、氷が入った状態のアイスドリンク用カップが陳列されています。
購入したサイズ(例:Mサイズ)と同じ表記があるカップを1つ取り出してください。この氷入りカップをセルフマシンにセットし、抽出ボタンを押すのが正しい手順です。
アイスコーヒー購入のポイント(セルフレジ)
- セルフレジで希望のアイスメニューを選び、会計する。
- 店内の冷凍ケースまたは専用冷凍庫から、氷入りの専用カップを自分で取る。
- そのカップをコーヒーマシンにセットして抽出する。
もし間違えてホット用の紙コップにアイスコーヒーを抽出すると、氷が入っていないため非常に薄い、ぬるいコーヒーになってしまいます。カップの取り間違いには十分注意してください。
コーヒーマシンの使い方と注意点
正しいカップ(ホット用または氷入りアイス用)を手に入れたら、いよいよセルフマシンで抽出します。ローソンのマシンはタッチパネル式で、初めての方でも直感的に操作できるよう分かりやすく設計されています。
基本的な抽出ステップ
- マシンの扉(またはカバー)を開け、抽出ノズルの真下にあるカップホルダー(くぼみやガイドラインがあります)に、レジで受け取ったカップをしっかりとセットします。
- タッチパネルに表示される「ホットメニュー」または「アイスメニュー」から、購入した方に合わせてボタンをタッチします。
- 次に表示される商品一覧から、自分がレジで購入した商品名(例:「アイスコーヒー」)のボタンを選びます。
- 購入したサイズ(S・M・L・メガ)のボタンをタッチします。※この時点で購入したサイズを再確認してください。
- (対象商品のみ)コーヒーやカフェラテの一部メニューでは、コーヒーの濃さを「軽め」「ふつう」「濃いめ」の3段階から選べます。好みの濃さを選択してください。
- 全ての選択が終わると、自動的に抽出が始まります。「抽出中です」といった表示が出るので、完了音が鳴るまで、扉を開けずに待ちましょう。
抽出が終わったらカップを取り出し、隣に設置されている棚(コンディメントバー)からフタ、ストロー、ガムシロップ、ミルクなどを自由に取り、自分好みにカスタマイズして完成です。
ローソンのマチカフェは、使用する豆にもこだわりを持っています。(参考:マチカフェのこだわり(ローソン公式サイト))
最大の注意点:ボタンの押し間違い
購入した商品と違うボタン(特にサイズ違い)を押さないよう、細心の注意が必要です。会計情報とマシンのボタンは連動していないため、間違ったボタンを押しても抽出できてしまいます。
- 例1:Mサイズ購入 → メガサイズボタンを押す→ Mサイズのカップにメガサイズの量が注がれ、確実に溢れます。
- 例2:メガサイズ購入 → Mサイズボタンを押す→ Mサイズの量で抽出が止まってしまいます。
万が一間違えてしまった場合は、自分で解決しようとせず、すぐに店員さんに申し出てください。火傷や機器の故障に繋がる可能性があるため、非常に危険です。
ローソンのセルフレジのコーヒー疑問解決
- セルフレジは使いにくい?
- セルフレジがめんどくさい時の対処法
- コーヒーがセルフじゃない店舗
- セルフレジで買えないもの
- メガサイズはいつまで?お得情報
- ローソンのセルフレジのコーヒーまとめ
セルフレジは使いにくい?
ローソンのセルフレジが「使いにくい」と感じる方がいるのは事実です。その主な理由は、「操作のステップが多いこと」と、特にアイスコーヒーの場合「カップの場所が分かりにくいこと」にあるようです。
「①セルフレジで会計 → ②別の場所(冷凍ケース)で氷入りカップを探す → ③マシンで抽出」という一連の動線は、初めての方や急いでいる方には複雑に感じられるかもしれません。また、後ろに他のお客さんが並んでいると、「操作を間違えられない」という焦りから、余計に使いにくさを感じる心理的要因もあります。
しかし、これは「慣れ」の問題でもあります。一度手順を覚えてしまえば、有人レジが混雑している時でも、自分のペースでスムーズに購入できるため、むしろ「便利で早い」と感じる利用者も非常に多いです。ローソン側もUI(画面デザイン)の改善を随時行っており、より分かりやすい操作性が追求されています。
セルフレジがめんどくさい時の対処法
操作が「めんどくさい」と感じる場合や、どうしても操作に自信が持てない時は、無理にセルフレジを使う必要はありません。
最も簡単で確実な対処法は、有人レジで注文することです。店員さんに口頭で「アイスコーヒーのMサイズをください」と伝えれば、会計はもちろん、カップの受け渡し(または「あちらのカップをお取りください」といった場所の案内)までスムーズに行ってくれます。
また、セルフサービス自体が苦手な場合は、次項で解説する「コーヒーがセルフじゃない店舗」(店員作成タイプ)を意図的に利用するのも一つの賢い方法です。
もしセルフレジの操作途中で分からなくなってしまった場合は、決して恥ずかしがらずに、すぐに近くの店員さんを呼んでサポートをお願いしましょう。店員さんも操作説明には慣れていますので、それが一番の近道です。
コーヒーがセルフじゃない店舗
前述の通り、ローソンには「コーヒーがセルフじゃない店舗」、すなわち店員さんが一杯ずつドリンクを作ってくれる店舗も存在します。セルフサービスが苦手な方にとっては、こちらの方が安心して利用できるでしょう。
このタイプの店舗は、コーヒーマシンがレジカウンターの「内側」に設置されているのが明確な目印です。駅ナカやオフィスビル内など、スペースが限られていたり、迅速な提供が求められたりする店舗に多い傾向があります。
店員作成タイプ(セルフじゃない)の特徴と流れ
- レジで「アイスコーヒーMサイズ」などと口頭で注文し、会計するだけです。
- 注文後、店員さんがマシンを操作し、ドリンクを作ってくれます。
- 完成したドリンクを、レジカウンターで直接手渡されます。
- (対象商品のみ)注文時に、コーヒーの濃さ(軽め・ふつう・濃いめ)や、砂糖・ミルクの有無を聞かれる場合があります。
- 後述する「タンブラー割引」に対応しているのは、基本的にこの店員作成タイプのみです。
マシンの操作に一切不安がある方は、このタイプの店舗を探して利用するのが最も確実です。ただし、セルフ店舗に比べて、注文が混み合っている際は提供に少し時間がかかる場合もあります。
セルフレジで買えないもの
マチカフェの基本的なドリンク(コーヒー、カフェラテなど)は、基本的にセルフレジで購入可能です。しかし、一部の特殊な商品や、店員の確認が必要なサービスはセルフレジの対象外となります。
例えば、以下のような商品はセルフレジでは買えないか、購入が制限されている可能性が高いです。
- 年齢確認が必要な商品(お酒、たばこ)
- 調理が必要な商品(店内キッチンの弁当、からあげクン、Lチキなどのホットスナック類)
- 対面サービスが必要なもの(公共料金の支払いやLoppiでのチケット発券、切手・ハガキの購入など)
マチカフェ関連で特に注意が必要なのは、「タンブラー割引」を利用したい場合です。これは、店員さんがタンブラーのサイズや状態を確認し、レジで割引操作を行う必要があるため、セルフレジでは対応できません。必ず有人レジで「タンブラーでお願いします」と申し出る必要があります。
また、アプリのクーポンや引換券なども、種類によってはセルフレジで読み取れない場合があるため、その際も有人レジを利用してください。
メガサイズはいつまで?お得情報
「メガサイズはいつまで提供されますか?」という疑問を持つ方もいますが、メガサイズは定番メニューとして定着しており、2025年現在、終了のアナウンスはありません(※一部店舗や特殊な立地の店舗を除く)。季節限定のフラッペなどと混同されがちですが、コーヒーやカフェラテのメガサイズは通年で楽しめます。
メガサイズの最大の魅力は、その圧倒的なコストパフォーマンスです。Mサイズの約2倍の量にもかかわらず、価格はMサイズ2杯分よりもかなり安く設定されています。
メガサイズ対応メニュー例
データベース情報(2025年8月時点)によると、以下のメニューがメガサイズに対応しています。長時間のドライブやデスクワークのお供に最適です。
| 商品名 | 参考価格(税込) | Mサイズ参考価格(税込) |
|---|---|---|
| ホットコーヒー(メガ) | 340円 | 210円(2杯分で420円) |
| アイスコーヒー(メガ) | 340円 | 240円(2杯分で480円) |
| ホットカフェラテ(メガ) | 440円 | 210円(2杯分で420円) |
| アイスカフェラテ(メガ) | 440円 | 260円(2杯分で520円) |
(※価格は変動する可能性があります。Mサイズの価格と比較すると、メガサイズのお得さが際立ちます)
タンブラー割引でお得に
ローソンでは、環境への配慮から、マイタンブラーを持参してドリンクを注文すると、1杯あたり10円の割引が受けられるサービスを実施しています。(参考:ローソン公式サイトの環境への取り組み)
ただし、このタンブラー割引の利用には、これまでも触れてきたように重要な注意点があります。
タンブラー割引の注意点
タンブラー割引は、店員さんが作る店舗(セルフじゃない店舗)のみ適用可能です。衛生管理の観点から、購入者自身がマシンを操作するセルフサービス店舗では利用できません。
また、メガサイズは割引の対象外となる場合があります。利用したい場合は、必ず注文時に有人レジで店員さんに確認してください。
ローソンのセルフレジのコーヒーまとめ
この記事では、ローソンのセルフレジでコーヒーを買う方法について、基本的な操作から注意点、お得な情報まで詳しく解説しました。最後に、重要なポイントをリスト形式でまとめます。
- ローソンのカフェブランドは「マチカフェ」
- 店舗には「セルフサービス」と「店員作成(セルフじゃない)」の2種類がある
- セルフ店舗はマシンがレジの外、店員作成店舗はレジの中にある
- セルフレジでコーヒーを買う場合も、まずレジで会計を済ませる
- 会計が完了してもカップは自動で出てこない
- ホットコーヒーはマシン横の紙コップを自分で取る
- アイスコーヒーは冷凍ケースなどにある氷入り専用カップを自分で取る
- 正しいカップをセルフマシンにセットして抽出ボタンを押す
- マシンの操作はタッチパネル式で直感的に行える
- 最大の注意点は、購入した商品と違うサイズや種類のボタンを押さないこと
- ボタンを押し間違えたら、溢れる危険があるためすぐに店員さんを呼ぶ
- セルフレジが「使いにくい」「めんどくさい」場合は有人レジを使うのが確実
- 「コーヒーがセルフじゃない」店舗は、注文から受け取りまで店員さんが行う
- タンブラー割引(10円引)は店員作成店舗の有人レジでのみ利用可能
- セルフ店舗やメガサイズはタンブラー割引の対象外となる場合がある
- メガサイズはMサイズの約2倍量でお得な定番メニュー
- 操作に迷ったら、恥ずかしがらずに店員さんに質問するのが最善の方法