
ローソンでフラッペを購入した際、専用の太いストローがない、あるいは細いストローしか渡されず困った経験はありませんか。
この記事では、ローソンのフラッペの正しい買い方から、専用ミルクを使った店頭での作り方、そしてフラッペの取り扱い店舗の探し方まで詳しく解説します。
今買える種類や、そもそもフラッペがない場合の理由、さらには持ち帰りや家での楽しみ方にも触れながら、ローソンのフラッペストローに関するあらゆる疑問を解消していきます。
ポイント
- フラッペ専用ストローの正しい入手方法
- 店頭でのフラッペの購入手順と作り方
- フラッペの取り扱いがない場合の理由
- 持ち帰りや自宅での楽しみ方のポイント
ローソンのフラッペストロー入手ガイド
- ローソンフラッペの買い方
- 店頭でのフラッペの作り方
- フラッペ用ミルクとは?
- フラッペ専用ストローがない場合
- 細いストローで飲めるのか?
- 今買えるフラッペの種類
ローソンフラッペの買い方
ローソンのフラッペを購入する方法は、初めての方には少し分かりにくいかもしれません。マチカフェのスムージーや一部のコーヒーのようにカウンターで直接注文する方式とは異なります。
フラッペは、まず店内のアイスケース(冷凍食品やアイスクリームが並んでいるコーナー)に陳列されているフラッペのカップを自分で手に取ることから始まります。この時点では、商品はまだカチカチに凍った氷菓子の状態です。
飲みたいフレーバーのカップを選んだら、それを直接レジへ持って行き、他の商品と一緒に会計を済ませます。この「冷凍商品を先に会計する」という点が、他のコンビニコーヒーとの大きな違いです。
会計が完了したら、次に店内に設置されているコーヒーマシン(マチカフェマシン)へ向かい、購入者自身で仕上げのミルクを注ぐ作業を行います。このセルフサービス方式が基本です。
購入手順のまとめ(セルフ式店舗の場合)
- 店内のアイスケース(冷凍コーナー)から飲みたいフラッペのカップを探し、手に取ります。
- そのカップをレジに持って行き、会計を済ませます。(この時、ストローが渡されるか確認しましょう)
- 会計後、セルフサービスのコーヒーマシンへ移動します。
- マシンで専用のミルクを注ぎます。
- 専用の太いストローでよくかき混ぜて完成です。
ただし、店舗のレイアウトやオペレーションによっては、先にレジでカップを受け取る方式を採用している場合や、店員さんがバックヤードでミルクを注いでくれる場合も稀にあるようです。しかし、大多数の店舗では「アイスケースから取る→レジで会計→セルフでミルク」という流れを採用しているため、この手順を覚えておくとスムーズに購入できるでしょう。
店頭でのフラッペの作り方
無事に会計を済ませたら、カップを持ってコーヒーマシンの前へ移動します。ここからのセルフ操作が、フラッペの美味しさを最大限に引き出すための重要な工程です。
まず、コーヒーマシンのタッチパネルやボタンを確認します。マシンには「ホットコーヒー」「アイスコーヒー」「カフェラテ」など多くのメニューがありますが、フラッペはそれらとは異なります。「アイスメニュー」や「その他」といったカテゴリの中にある「フラッペ」または「フラッペ用ミルク」という専用ボタンを探してください。
このボタンは、コーヒーではなく専用の冷たいミルクを注ぐためのものです。間違えてコーヒーボタンを押してしまうと、全く違う飲み物が出来上がってしまうため、細心の注意が必要です。
正しいボタンを押すと、カップに最適な量のミルクが自動で注がれます。抽出が完了したら、カップをマシンから取り出します。
ここからが重要です!
ミルクを注いだ直後は、カップの中はまだ固い氷の塊と液体ミルクが分離した状態です。すぐにストローを刺しても混ざりません。
まず、カップの側面を両手でしっかり掴み、揉みほぐしてください。中の氷を砕くように、底の方からまんべんなく揉むのがコツです。これを怠ると、味が均一になりません。
ある程度氷がほぐれ、全体がシャーベット状に近くなってきたら、いよいよ専用の太いストローを刺します。そして、カップの底からソースをすくい上げるように、全体を力強くかき混ぜます。公式の情報によれば「10回以上混ぜる」ことが推奨されていますが、感覚としては「全体がなめらかになり、均一な色合いになるまで」しっかりと混ぜ込むと良いでしょう。特にストロベリーフラッペのような4層仕立ての商品は、この混ぜ方次第で味わいが大きく変わります。
フラッペ用ミルクとは?
フラッペ用ミルクとは、ローソンのコーヒーマシンからフラッペ専用に抽出される、冷たい牛乳(ミルク)のことです。これは、マチカフェのカフェラテで使用される牛乳と同じものがベースになっているとされています。
マチカフェのこだわりとして、牛乳の品質にも力が入れられているため、このミルクがフラッペの濃厚でクリーミーな味わいを支える重要な要素となっています。
コーヒーマシンの「フラッペ用ミルク」ボタンは、この専用ミルクを、フラッペの氷の量に対して最適な分量だけ注出するための専用プログラムです。シロップやコーヒー液ではなく、純粋なミルクが注がれるのが特徴です。
ボタンの押し間違いに注意
繰り返しになりますが、操作パネルの押し間違いには本当に注意してください。特に「アイスコーヒーS」や「アイスカフェラテ」のボタンと間違えやすい配置になっていることがあります。
「フラッペ」という文字が書かれたボタン、あるいは「ミルク」と明記されたボタン(店舗マシンによる)であることを確認してから押してください。操作に不安がある場合は、近くの店員さんに「フラッペのミルクボタンはどれですか?」と尋ねるのが最も確実です。
フラッペ専用ストローがない場合
ローソンのフラッペを美味しく飲むためには、氷の粒を吸い上げ、同時に全体をかき混ぜることができる専用の太いストローが不可欠です。しかし、このストローの提供方法が店舗によって統一されておらず、戸惑う利用者が多いのが実情です。
ストローの提供パターンは、主に以下の2つに分かれます。
1. 会計時にレジで手渡されるパターン
最も一般的なパターンです。店員さんがフラッペのバーコードをスキャンした時点でフラッペの購入を認識し、レジ袋やスプーンなどと一緒に、専用の太いストローを1本手渡してくれます。
2. コーヒーマシンの横に常時設置されているパターン
コーヒーマシン周辺の備品置き場(ガムシロップ、マドラー、フタなどが置いてある場所)に、専用ストローが他の備品と一緒に設置されており、利用者が自分で取る方式です。
問題となるのは、レジで渡されず、マシンの脇にも見当たらない場合です。これは、店員さんの渡し忘れか、あるいは店舗の方針(例:プラスチック削減のため申告制にしている)である可能性が考えられます。
近年では、プラスチック資源循環促進法の施行などを受け、不要なプラスチック製品の提供を控える動きが広がっています。そのため、以前は常設していたストローを、申告制に変更した店舗も増えている可能性があります。
このような場合は、ミルクを注ぐ前に、会計をしたレジに戻り、「フラッペ用の太いストローをください」と明確に申告するのが確実です。単に「ストローをください」と言うと、アイスコーヒー用の細いストローを渡される可能性があるため、「フラッペ用」または「太い」と指定することが重要です。
細いストローで飲めるのか?
もし専用の太いストローがどうしても手に入らず、手元にアイスコーヒー用の細いストローしかない場合、それで代用することはできるのでしょうか。
結論から申し上げますと、細いストローでフラッペを飲むのは、ほぼ不可能であり、絶対におすすめできません。フラッペは、細かく砕かれた氷の粒とソース、ミルクが混ざり合った、粘度の高いシャーベット状の飲み物です。
細いストローで飲もうとすると、以下のような問題が必ず発生します。
細いストローで飲む際の問題点
- 詰まる:氷の粒がストローの細い入り口に詰まってしまい、どれだけ強く吸っても中身が上がってきません。
- 混ぜられない:ストロー自体が細く柔らかいため、固まった氷とソースを混ぜるための「マドラー」としての役割を果たせません。
- 折れる・曲がる:無理に混ぜようとすると、ストローが簡単に折れたり曲がったりしてしまいます。
- 味が均一にならない:結果として、上部の薄いミルクだけを飲むことになり、底に溜まった濃いソースと氷が飲めず、フラッペ本来の美味しさを全く楽しめません。
フラッペは、あの太いストローで「吸う」と「混ぜる」を同時に行い、氷のシャリシャリとした食感と濃厚な味わいを一体で楽しめるように設計されています。フラッペの美味しさを100%体験するためには、専用ストローの入手が必須条件と言っても過言ではないでしょう。
今買えるフラッペの種類
ローソンのフラッペは、年間を通して楽しめる定番商品に加えて、季節ごとに新しいフレーバーが登場するのが大きな魅力です。ラインナップは時期によって大きく変動します。
例えば、過去には濃厚なチョコレート系や抹茶系が定番として人気を博し、夏場にはマンゴーやピーチといったトロピカルフルーツ系、秋冬には栗やキャラメルといった濃厚な味わいのものが登場する傾向があります。価格帯は300円台後半が中心です。
提供されている情報(2025年4月時点)によれば、以下のような商品が発売されていました。最新のラインナップは、ローソンの公式サイトや、店頭のアイスケースで直接確認するのが最も確実です。
| 商品名(例) | 価格(税込) | 特徴(例) |
|---|---|---|
| ストロベリーフラッペ | 380円 | (2025年4月発売情報)コーヒーマシンから牛乳を抽出して仕上げる4層仕立て。フレッシュなイチゴの風味が特徴。 |
| キャラメルフラッペ | 情報なし | (2025年4月22日発売情報あり) |
アレルギー情報について(重要)
フラッペには様々な原材料が使用されています。例えば「ストロベリーフラッペ」の場合、公式サイトの情報によると、特定原材料等28品目において「乳成分」「小麦」「アーモンド」「大豆」などが含まれているとされています。
アレルギーをお持ちの方や、成分が気になる方は、必ず購入前に商品カップのパッケージ表示や、ローソンの公式サイトで最新の正確な情報をご確認ください。
(参照:ローソン公式サイト ストロベリーフラッペ ※リンク先は一例です)
ローソンのフラッペストローと購入店舗
- フラッペの取り扱い店舗の探し方
- フラッペがない時の理由
- フラッペ持ち帰りの注意点
- フラッペを家で楽しむ方法
- ローソンのフラッペストローまとめ
フラッペの取り扱い店舗の探し方
「ローソンに行ったのに、アイスケースにフラッペが置いていなかった」という経験をすることもあります。これは、すべてのローソン店舗でフラッペを取り扱っているわけではないためです。
フラッペの販売には、専用ミルクを注出できるセルフサービスのコーヒーマシン「マチカフェ」が設置されていることが必須条件となります。そのため、マチカフェを導入していない小規模な店舗や特殊な立地の店舗では、フラッペを購入することができません。
確実にフラッペを購入したい場合、ローソン公式サイトの「店舗検索」機能を利用するのが便利です。検索条件で「マチカフェ」にチェックを入れて絞り込むことで、フラッペを取り扱っている可能性の高い店舗リストアップできます。
取り扱い店舗の探し方
- ローソン公式サイトの「店舗検索」ページにアクセスします。
- 地域を選択し、詳細条件で「マチカフェ」にチェックを入れて検索します。
- 表示された店舗が、フラッペを取り扱っている可能性が高い店舗です。
ただし、この検索は「マチカフェ導入店」を示すものであり、「特定フレーバーのフラッペの在庫」までを保証するものではありません。特定のフレーバーを狙う場合は、訪問予定の店舗に直接電話で「〇〇フラッペはありますか?」と問い合わせるのが最も確実な方法です。
フラッペがない時の理由
マチカフェ導入店に行ったにもかかわらず、フラッペが購入できない、あるいは目当てのフレーバーが見つからない場合、いくつかの理由が考えられます。
1. 単純な品切れ
特にSNSで話題になった新商品や、テレビCMで紹介された直後の商品は、人気が集中して一時的に品切れ(売り切れ)になっている可能性があります。アイスケースの該当箇所が空になっている場合は、店員さんに在庫や次の入荷予定を尋ねてみましょう。
2. コーヒーマシンの故障・清掃中
フラッペはカップがあっても、ミルクを注ぐコーヒーマシンが使えなければ完成しません。マシンが故障していたり、深夜や早朝の定時清掃中であったりすると、販売が一時停止されます。マシンに「清掃中」や「調整中」の札がかかっていないか確認してください。
3. 取り扱い対象外店舗・ブランド
前述の通り、マチカフェが導入されていない店舗ではフラッペの取り扱いはありません。また、同じローソングループでも「ナチュラルローソン」や「ローソンストア100」では、品揃えのコンセプトが異なるため、基本的にマチカフェのフラッペは取り扱っていません。(※ローソンストア100には独自の冷凍ドリンクがある場合があります)
病院内や駅構内、オフィスビル内などの特殊な立地の店舗も、品揃えが限定的でフラッペを置いていない場合があります。
フラッペ持ち帰りの注意点
ローソンのフラッペは、購入後にミルクを注いでかき混ぜ、その場ですぐに飲むことを前提として設計された商品です。そのため、ミルクを注いだ状態での長時間の持ち帰りは推奨されていません。
ミルクを注いだ瞬間から、氷は溶け始めます。特に気温の高い夏場などは、数分で溶けが進み、持ち帰る間に味が薄まったり、氷とミルクが完全に分離してしまったりする可能性があります。
ミルク注入後に持ち帰るリスク
- 氷が溶けて、全体が水っぽくなり味が薄まる。
- 氷とミルクが分離して、均一な味わいが失われる。
- フラッペ特有のシャリシャリとした食感が失われ、ただの冷たいドリンクになってしまう。
- 一度溶けたものを自宅の冷凍庫で再冷凍しても、元の食感や品質には絶対に戻りません。
もし短時間(例えば、車に戻るまでの数分程度)の持ち帰りであっても、できるだけ早く飲み始めることを強くお勧めします。
フラッペを家で楽しむ方法
「フラッペを自宅でゆっくり楽しみたい」「オフィスに持ち帰って飲みたい」というニーズに応える方法があります。それは、店頭でミルクを注がずに、カップ(中身の氷)だけを持ち帰る方法です。
この方法の手順は以下の通りです。
- アイスケースからフラッペのカップを取り、レジで会計します。
- 会計時、店員さんに「ミルクは入れずに持ち帰ります」と一言伝えます。(※伝えないと、店員さんがミルクを注ぐものと思い、ストローを渡そうとしたり、マシンの場所を案内したりする可能性があるため)
- そのまま自宅や目的地に持ち帰り、すぐに冷凍庫で保管します。持ち運び時間が長い場合は、保冷バッグの使用を推奨します。
自宅で飲む際は、冷凍庫からカップを取り出し、ご自身で用意した冷たい牛乳を適量注ぎます。(目安は約100ml〜130ml程度ですが、お好みで濃さを調整してください)
その後は、お店で作る時と同様です。まずカップの側面をしっかり揉みほぐし、氷を砕きます。そして、ご自身で用意した太いストロー(市販のタピオカ用ストローなどで代用可能)で、底からしっかりとかき混ぜれば完成です。
この方法であれば、溶けることを一切心配せずに持ち帰ることができ、好きなタイミングで最高の状態のフラッペを楽しめます。牛乳の代わりに豆乳やアーモンドミルクなどでアレンジしてみるのも、自宅ならではの楽しみ方と言えるでしょう(※メーカー推奨のアレンジではありません)。
ローソンのフラッペストローまとめ
ローソンのフラッペと専用ストローに関する情報を総まとめしました。これらのポイントを押さえて、快適にフラッペを楽しんでください。
- ローソンのフラッペはアイスケースからカップを取りレジで会計する
- 会計後にセルフでコーヒーマシンから専用ミルクを注ぐのが基本
- フラッペ専用の太いストローは会計時にレジで渡されることが多い
- レジで渡されない場合はコーヒーマシン周辺の備品置き場を確認する
- ストローが見当たらない場合は店員さんに「フラッペ用の太いストロー」と申告する
- プラスチック削減の影響で申告制の店舗が増えている可能性がある
- アイスコーヒー用の細いストローでは氷が詰まり飲めないため代用不可
- フラッペはマチカフェ導入店舗でのみ取り扱っている
- ナチュラルローソンやローソンストア100では基本的に取り扱いがない
- 店舗によっては品切れやマシン清掃中・故障で買えない場合もある
- ミルクを注いだ後の長時間の持ち帰りは味が落ちるため推奨されない
- 家で楽しむ場合はミルクを注がずにカップだけ持ち帰り冷凍庫で保管する
- 自宅では冷たい牛乳や豆乳などを注いで作る
- 自宅で飲む場合も太いストロー(タピオカ用など)の用意が必要
- 今買えるフラッペの種類は公式サイトや店頭のアイスケースで確認する
- アレルギー情報は購入前に商品パッケージや公式サイトで必ず確認する